八幡市の歴史と文化
八幡市は、国宝石清水八幡宮を中心に千年以上にわたり、聖と俗が溶け込む門前の町として繁栄するとともに、 寛永の三筆・松花堂昭乗などの文化人により、茶の湯文化が発信されてきました。
また、八幡の竹を使って世界に光を与えたエジソン、ライト兄弟に先駆けて飛行機づくりに取り組んだ二宮忠八、そして松花堂弁当の誕生など、長い歴史を継承し、世界から多くの人を惹きつける物語が生まれた地域でもあります。
はちまんさんの門前町へ是非お越しください。
八幡市の自然
京都と大阪の中間に位置する八幡市は、 都市近郊でありながら、石清水八幡宮が鎮座する緑豊かな「男山」や全国的にも珍しい「三川合流域(木津川・宇治川・桂川)」、西日本有数の桜の名所 「背割堤」など、自然を多く感じることができる地域です。
サイクリングやバーベキュー、トレッキングなどのアクティビティが楽しめます。
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石清水八幡宮
日本三大八幡宮のひとつ。社名は、男山の中腹に湧く霊泉「石清水」に因み、厄除けの神社としても知られる。現社殿(国宝)は三代将軍・徳川家光の造営。
男山の麓まで広がる境内は国指定史跡。 -
背割堤
宇治川と木津川を隔てる堤防。淀川河川公園背割堤地区として国営公園となっています。
春には、約1.4km続く見事な桜のトンネルが名所に。また、自然豊かな河川敷では、ゆったり散策しながら四季折々の自然が楽しめる。 - 流れ橋(上津屋橋) 木津川に架かる全長356.5mの日本最長級の木橋。増水時の抵抗を減らすため、床板が流れるように設計してある。白砂の河原と清流に調和した風景は、映画ロケに度々利用される。
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松花堂庭園・美術館
寛永の三筆・松花堂昭乗ゆかりの庭園。
四季を通して美しい景観を楽しめる。昭乗や八幡市にゆかりある資料などを展示する美術館もあり。 - 飛行神社 日本で初めて動力飛行機を発明した二宮忠八翁創建の神社。空の安全、航空業界の発展を願う。忠八翁ゆかりの資料や、企業団体からの寄贈品などを観賞できる資料館も。
- エジソン記念碑 トーマス・エジソンが白熱電球の実用化に向けて世界中の竹を集めて実験したところ、八幡産の真竹を使って1000時間点灯に成功し実用化に至った。 石碑は戦前の1934年から守り継がれ、エジソンの偉業を称えている。